がん告知されるまで。

7~8年前のある日、膝横にある1㎜程のほくろが痒くなり何気にポリポリ掻いていた。
たまたま遊びに来ていた看護師の姉に「ほくろが痒い」と伝えると「ほくろ周辺を蚊に刺されたんじゃない?」と言われる。
数日後、掻きすぎ?でかさぶたになっていたのか、ほくろが取れた。
「え?ほくろって取れるの?」と驚いてその部分をよく見ると、うっすらとほくろの跡(色?)が残っていたが、あまり気にせず時が過ぎた。

3年程前、その部分のほくろが3㎜程になっているのに気が付いた。
よく見ると、形は丸に近いがイビツで色ムラ(濃淡)があるように感じた。
それから少し気になりだし、大きくなっていないか測る様にした。
2年程前、ほくろは4㎜になった。
看護師の姉に相談すると「気になるようなら受診を」と言われ、1年半程前に近くに新しく出来た皮膚科を受診。
病院で測ると5㎜、ダーモスコープで診るも「左右対称だし、色もほくろっぽいから6㎜以上になったらもう一度来て下さい」と言われる。

それから1年もせずに6㎜近くになり、子供の受診ついでに診て貰う。
「気になるようなら手術で取った方がいいが、ここでは出来ないので市立病院へ紹介状出します」と言われ、今年の6月に市立病院へ。

市立病院では常駐の皮膚科医がおらず、県外の大学病院の先生が交代で来ていた。
市立病院初診、大きさは5.5mm、ダーモスコープで診るも最初の皮膚科医とさほど変わらぬ診断。
「悪いものではないと思いますが、大きくなっているなら手術で取りましょう」と。膝という負担のかかる(伸縮する)部分なので、手術後1週間は負担をかけないで欲しいと言われたため、お盆休みに手術をすることに。

8/14、縦7㎜横2㎝切除、8針程縫合。

8/29、抜糸。

9/19、病理検査結果を聞くための予約日。のはずが、、、。

9/12、16:50携帯電話が鳴る。市立病院皮膚科の看護師さんから

看「病理検査の結果が来たんですが、明日家族のどなたかと来れませんか?」

私「明日は会議で市外に行くのでちょっと無理です」

看「んー、でも早めに来て聞いた方が、、、」

この時点で、私(あぁ、結果は悪いものなんだな、、、でも明日は休めないし、、、)

私「当初の予約通り9/19に行きます」

看「でも、、、」

私「大丈夫です」と言って電話を切る。

私 (家族と一緒かぁ、母さん休みかなぁ、姉ちゃん仕事中にちょっと抜けてもらえるかな)等々考えたが、

私 (まてよ、1週間モヤモヤして過ごすよりは、明日の会議は午前だけ出て午後から休めばいいか)と考え直し病院へ電話し、明日の午後3時に行くことに。
姉の勤めている病院なので、仕事の途中で抜けて来てもらおうと思ったが、3時から休みを貰ったとのこと。

次の日、病院に行くと大学病院の先生の曜日ではなく、最近産休から復帰した常駐ではない先生から説明を受ける。

先生「皮膚がんでしたが、専門医のいる大学病院に紹介状を出すので、詳しい病状、今後の治療ことはそちらで聞いてください」と、、、。
先生曰く、病理検査もそこの大学病院でやったものだし、その先生が手術してくれたし、他の病院だといろいろ手続きが面倒だからと。
大学病院と言っても隣の隣の県、、、。通うの大変だなぁ。

大学病院の予約は1ヶ月後しか空いておらず、先生が電話を入れてくれて、2週間後の9/26に。

あと11日、、、モヤモヤするな(*_*)